三十三間堂
みなさん、こんにちは。HOTEL KUU KYOTOです。
ホテルから徒歩20分で行ける、三十三間堂に行ってきました。
正面の柱間(柱と柱の間)が33あることから「三十三間堂」と呼ばれ、堂内には1001体もの観音像が祀られています。
「春桃会」について
例年3月3日に開催されていた「春桃会」は新型コロナウィルスの影響により順延となり3月25(木)9時~16時(入場は15時30分まで)に千体仏国宝指定慶讃結願大法要として行われます。
(ガラスの反射で見えづらいですが)ポスターをご覧ください。
三十三間堂にはなぜ1001体もの千手観音が並んでいるのかについて
そもそも千手観音とは、手が40本あり、その一つ一つが25の世界を救うとされています。
40×25=1000というわけで、千手観音。
また、観音様は33の化身を持っているといわれています。
三十三間堂の場合は、1000手×1001体×33化身
計り知れない数の救済となるわけです。
三十三間堂が創建されたのは、平安時代末期。
「末法の世」といわれた不安定な時代でした。
そんな時代だからこそ、後白河法皇は平清盛に命じて、膨大な数の千手観音を作らせました。
後白河法皇の苦難と、観音信仰に救いを求めた人々の苦しみは、三十三間堂の千手観音から分かります。
境内の裏側には道にそびえる門があります。
重要文化財の南大門です。
南大門は、豊臣秀吉が方広寺の大仏殿を建てた時の南門だと伝えられています。