五山送り火
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昨夜2017年8月16日、京都の夏の風物詩五山送り火が行われました。
五山の送り火の起源は明らかではないが、記録としてはおよそ400年前に遡るらしい。その原型は、応仁の乱後、荒廃した京の町に満ちる死者の怨霊を鎮め、供養するために行われた万灯籠だといわれる。やはり昔から、火には魔除けの力と鎮魂の力があると考えられていたのでしょう。それが、お盆の精霊供養の行事として定着していったと言われています。
現在の送り火は、大文字山の「大文字」、松ヶ崎西山の「妙」、同じ松ヶ崎東山の「法」、西賀茂船山の「船形」、大北山の「左大文字」、曼荼羅山の「鳥居形」の5つだ。古くは、十山で送り火が灯されていた。市原の「い」、鳴滝の「一」、西山の「竹の先に鈴」、北嵯峨の「蛇」、観空寺村の「長刀」があったとされています。
五山送り火の翌日の早朝、大文字山はたくさんの人で賑わいます。五山送り火後の残り炭が厄払いのご利益があるとされているからです。大文字山の8月17日早朝は1年で一番多くの人が登山されます。