宇治茶の郷
こんにちは、HOTEL KUU KYOTOです。
京都宇治茶の郷、和束町へ行って参りました。
京都府の南端、奈良県との県境近くに位置する和束町は、周囲を山に囲まれた地形と日中夜の温度差がもたらす深い霧が茶栽培に適していることから、約八百年に渡って宇治茶を生産してきました。
宇治茶として出回っているお茶の約4割を生産する一大お茶産地で、別名「茶源郷」とも呼ばれ、山々の斜面には一面の茶畑が広がっています。
宇治茶の生産が本格的に始まったのは鎌倉時代、戦国時代、千利休により茶の湯が確立して以降、信長、秀吉、家康ら時の天下人の庇護を受けて、技術革新・品質向上を重ねてきました。
茶畑とその麓に点在する家々が共にある美しい風景は、2008年に京都府景観資産に登録、2015年には日本遺産に認定されています。
和束町の茶畑では最も活気付く春に「新茶摘み」、夏は「二番茶の茶摘み」のほか、全国的にも珍しい「秋番茶の茶摘み」も行われます。