北野天満宮~雨の天神さん
天神さん、雨の日。☔️
雨音に包まれた北野天満宮は、晴れの日とはまた違う美しさがあります。
しっとりと濡れた石畳を歩くたび、木々の緑はより鮮やかに映え、歴史ある社殿は静かにその存在感を増していきます。
この時期だけ設けられる大きな「茅の輪(ちのわ)」は、半年間の穢れを祓い、残る半年の無病息災を願う「夏越の大祓」の神事に欠かせないもの。
茅の輪を「左・右・左」と八の字を描くようにくぐり抜けると、心まで清められるような、不思議と穏やかな気持ちになります。
境内に並ぶ無数の提灯、雨に濡れて艶を帯びた檜皮葺の屋根、傘越しに眺める本殿──。
雨だからこそ出会える景色が、そこにはありました。
京都は、晴れの日だけが美しい街ではありません。
少し足を止めて耳を澄ませば、雨音までもが風景の一部となり、いつもの京都とは違う表情を見せてくれます。
この季節だけの静かな「天神さん」を訪れてみませんか。
旅の思い出に、心を整えるひとときを。



