大覚寺60年に1度
こんにちは!HOTEL KUU KYOTOの京都検定取得者です。
昨日、大覚寺に参拝に行って来ました。少し雨が降ったので嵯峨野の山の上に綺麗な虹が出ました。
大覚寺は真言宗大覚寺派の大本山。淳和天皇の皇后が、父の嵯峨天皇の離宮であった嵯峨院と寺に改めたのが始まりです。
華道の嵯峨御流の総司所でもあり、嵯峨天皇の命日には華道祭が行われ、客殿(正寝殿)は桃山時代の建築で重要文財。
大覚寺にある大沢池は月の名所で現在ライトアップ行っていますが嵯峨院庭園の遺構です。今年は勅封般若心経1200年戊戌開封法会・いけばら嵯峨御流創流1200年でもあります。1200年前の平安時代、都で大飢饉による疫病が流行りました。時の帝であられた嵯峨天皇さまは、弘法大師さまのお勧めにより、御写経をなされ、勅封(封印)として奉安し、国民の安泰を心から願われました。奉安された年が弘仁九年(818)の戊戌(つちのえ・いぬ、ぼじゅつ)の年であり、以来60年に一度、大覚寺では、その御写経(勅封心経)をご開封し、天下泰平をお祈りすることが伝統儀式であり、「戊戌開封法会」の由来です。
今年が60年に一度の戊戌開封法会の年なので京都にお越しの際は是非大覚寺に