時代祭~2024
時代祭は、葵祭、祇園祭と並ぶ「京都三大祭」のひとつで、京都平安神宮の大祭です。 平安神宮の創建と平安遷都1100年を奉祝する行事として、1895年(明治28)に始まりました。第1回目は10月25日に行われ、翌年からは、桓武天皇が794年(延暦13)に長岡京から平安京に都を移された日を“京都の誕生日”として10月22日に行われています。
ご鳳輦に乗った桓武天皇と孝明天皇のご神霊に、京都市街の安泰と繁栄、進化をご覧になっていただき、各時代の行列がご鳳輦のお供をします。行列は明治維新から始まり、次いで江戸、安土桃山、室町、吉野、鎌倉、藤原、延暦と8つの時代を20の列、牛や馬を含む総勢約2000名で構成され、約3時間にもなります。呼び物となっているさまざまな時代の衣装を身につけたおよそ2000人の行列は、京都御所から平安神宮までおよそ4.5キロの道のりを進みます。
行列は明治時代から平安時代まで歴史をさかのぼる形で順番が組まれ、まず、坂本龍馬や織田信長などが登場しました。
このあと現れた清少納言は、手に持つひのきの扇、「ひおうぎ」をことし新調したということで、紫式部とともに台車に乗って進んでいました。