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2024.11.05

桂坂「モミジバフウ」の並木道

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最近、SNSの映えスポットとして話題になっているモミジバフウの紅葉。その場所は、西京区の洛西ニュータウンから国道9号線を挟んで北側に広がる、桂坂(かつらざか)という住宅街です。
桂坂ニュータウンの東西南北に通る、外周道路沿いに約2kmに、約400本ものモミジバフウが植えられています。ベストフォトジェニックポイントは、御陵堂ヶ峰町方面から東西に伸びる桂坂南で、本通り。標高の高い住宅から標高の低いロータリーを見渡せるあたりです。
高台から谷を下り、そして再び上がるモミジバフウの赤い帯が見渡せます。その光景は、まるで天に昇る「紅い龍」のようにも見えます。
真紅のモミジバフウもキレイですが、個体により色付きの差があるので、訪れる時期によっては、緑色・黄色・オレンジ色・赤色へと徐々に変化するグラデーションの紅葉も楽しめるもの
魅力です。11月上旬から徐々に色付き始め、例年11月中旬に見頃を迎えます

モミジバフウは漢字では「紅葉葉楓」と書きますが、カエデの仲間では無く、フウ科フウ属の落葉高木で正式にはアメリカフウと言います。
フウとはタイワンフウのことで、中国中南部及び台湾を原産とする落葉高木で、こちらは葉が3~5つに浅く裂けます
原産は北米中南部や中米で、日本への渡来は大正から昭和初期にかけて、環境の悪い場所でも育てられるところから、公園樹や街路樹としてよく植えられています。
近年では、ニュータウンや新興住宅地の街路樹としてよく植えられています。カエデのように葉が5~7つに深く裂けるところから「モミジのような葉を持つフウ」と名付けられました。

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