特大鏡餅
こんにちは!HOTELKUUKYOTOです。
今日からフロントに鏡餅を飾りました。今回は一段目で特大7升の鏡餅を
作って頂きました。門松や注連縄も準備できました。
鏡餅は神様から力を頂ける縁起物です。
実は昔の鏡は鏡餅のように丸い形をしていました。そして昔から、鏡は神事によく用いられていたことや「三種の神器(鏡・勾玉・剣)」の一つとして昔から大切にされてきたものです。さらには鏡には神様が宿ると言い伝えられている事から、鏡に似せた餅を飾って神様と共に新年を祝うという意味を込めて、鏡餅を飾ります。
鏡餅の上に載っているのが橙(だいだい)です。ちなみにこれは、昔はその名の通り橙を載せていましたが今はみかんが代用される事が多いようです。子孫が「代々」栄えますように、と言った意味が込められています。
そして、鏡餅の下に敷いている紙は四方紅(しほうべに)と言って、一年間の繁栄を願うといった意味があります。
緑色の葉はシダで、シダは古い葉と新しい葉が一緒に成長する事から、末永く繁栄するようにといった願いや、対になっているので夫婦円満といった意味もあるようです。
串柿 (くしがき) 柿は喜びが来る「嘉来(かき)」という事で、縁起がよいとされます。
昆布 (こぶ) 昆布=こぶ=喜ぶという語呂合わせです。
鏡餅は、歳神様の魂が宿るとされており地域によって鏡餅を飾る場所の考え方は違いますが、神様をもてなす居間や神様を迎い入れる玄関に飾るのが一般的と言えます。
備えた鏡餅を下げる日のことを「鏡開き」と言い、下げるだけではなく家族で食べるのがよいとされています。